クラフトツールコレクション - Maju T blog

動画で使用したツールを共有します。

動画で使用しているツール.2

・金具用ハンドプレス

・ハンドプレス用の駒パーツ

 

金具用ハンドプレスで作業効率を改善

この金具用ハンドプレスは、バネホックやジャンパーホック、カシメなど、あらゆる種類の金具を完璧に取り付けることができる優れものです。

私自身、革製品の製作に日々携わっていますが、金具の取り付けは常に難しい作業でした。

いまだにジャンパーホックのうち棒での取り付けはかなり苦手な作業です。

特に完成間近の作品での取り付けミスは、本当に絶望的な気持ちになりますよね。

しかし、このハンドプレスがあれば、そのような心配は無用です。

その秘密は、金具を垂直に打ち込む精密な設計にあります。

これにより、熟練者でさえも起こりがちなミスをほぼゼロに減らすことが可能です。

さらに、ハンドプレスでの取り付けは、作業中の騒音を大幅に軽減します。

騒音を気にしながら作業をしなければならない環境にいる方にとって特に重要です。

このツールは、百発百中と言ってもいいほどの金具の正確な取り付けを可能にし、あなたのレザークラフトから不安を取り除きます。

 

カスタマイズ可能な駒

更に、このハンドプレスは、様々な金具に対応するために、各種の金具用駒が追加で用意されています。

特定の金具の形状に最適化された駒を選択することで、幅広い金具に対応することが可能になります。

 


 

 

 

ハンドプレス機に欠かせないアクセサリー:各種駒について

ハンドプレス機は単体ではその機能を十分に発揮できません。

金具を正確に取り付けるためには、この「駒」が必須なんです。

駒は、使用する金具の種類や大きさに応じて、さまざまな形状とサイズで提供されています。

ハンドプレス機を購入する際は、ご自分が普段使用する金具の大きさと種類を事前に調べておくことをおすすめします。

例えば、私の場合はジャンパーホックの7060サイズ、バネホックNo. 5、小サイズのカシメなどを頻繁に使用しています。

金具に合わせた専用の駒を用意することで、作業がスムーズになり、製品の完成度も高まります。

ハンドプレス機と駒を上手く組み合わせることで、皆さんのレザークラフトがさらに楽しく、効率的になることを保証します。


 


 

 

 

 

ホームセンターなどにある木の板で固定すると安定します。




 

まとめ

金具用ハンドプレスは、レザークラフトの日々の製作から量産まで幅広く活躍する重要なツールです。

特に金具の取り付けが重要な工程である際には、このハンドプレスがその高い精度と安定した性能で大きな助けとなります。

また、このハンドプレスには国産メーカーの駒パーツが互換性を持っていることが多いため、様々な金具に対応するための幅広い選択肢が利用可能です。

これにより、さまざまなサイズや形状の金具に適切に対応できます。

ただし、駒を他店で購入する際は、その互換性を確認することが肝心です。

正しい駒の選択は、ハンドプレスの機能を最大限に引き出し、作業の効率と完成度を高めてくれます。

ハンドプレスの活用により、レザークラフトの効率と精度を飛躍的に向上させましょう。

 

 

ハンドプレスを使用している1分動画↓

  

 

動画で使用しているツール.1

・大理石

・ビニール板

・革包丁

・SINCE菱目打ち

FLINTウッドスリッカー

 

大理石

何故、レザークラフトショップに大理石があるのか。

普通のデスクではいけないのか、私も最初は疑問でした。

その理由について分かりやすく説明します。

大理石の上にビニール板を置いて作業すると、驚くほどの防音効果が得られます。

これは、大理石の固さと質感が騒音を吸収し、反響を抑えるからです。

さらにビニール板に刃を入れた際、大理石の上にあるビニール板が下へ沈むことができず、刃の通りがかなり良くなります。

大理石の上に置くのはカッターマットではなく、ビニール板であることが重要です。

体感的には、ハンマーを使用する際の音量が半分以下に減少し、刃物やポンチを使用する際の切れ味や打ち込み貫通力が2~3倍に向上します。

つまり、作業音を大幅に落としたうえに、刃の通りが格段に上がります。

この大理石を使用すれば、レザークラフトにおける騒音問題を大幅に改善できるでしょう。

また、革すき作業の台、染色用の台としても使用できます。

個人的には小サイズで十分だと思いますが、スペースに余裕のある方は大きいサイズでも良いと思います。

実際、私が公開しているYouTubeチャンネルでは、ほとんどの動画でこの大理石を使用しています。

是非動画を参考にして、レザークラフトの作業効率と快適さを向上させてみてください。

 

 

ビニール板

上記の大理石とセットで使用するビニール板です。

通常のカッティングマットとは異なり、革包丁の切断にも耐える耐久性を持っています。

また、穴あけポンチや菱目打ちのマットとしても使用でき、レザークラフト作業の幅が広がります。

こちらも異なるサイズが用意されており、自分の作業スタイルやスペースに合ったサイズを選ぶことができます。

単体で使用するより、大理石と組み合わせて使うことでより作業効率がアップします。

 

 

 

革包丁24mm

 

 

革包丁36mm

 

柔らかめの刃で研ぎやすい革包丁は、プロから初心者まで幅広くおすすめできます。

私自身、1,000円から30,000円の範囲で様々な革包丁を試してきましたが、最終的にコスパの良い製品が最も優れていると感じています。

これらのリーズナブルな価格の革包丁は、高価なものと比較しても、切れ味において全く劣らない優れた性能を持っています。

刃も研ぎ易いタイプの柔らかめの金属材を使っているので、研ぎ作業も簡単です。

私の個人的な経験から言うと、24mm幅の革包丁が使用しやすいと感じています。

このサイズの革包丁はなるべく下の方を握ると安定し、精密なカットが可能で、革小物の作成に最適です。

 

 

 

SINCE菱目打ち

私はほとんどのYouTube動画で4mm幅のSINCEの菱目打ちを使用しています。

近年、ヨーロッパ式の目打ちが人気を集めていますが、私は従来のスタイルの菱目打ちを選んでいます。

これは、私がレーシングポニー(手縫い用の固定具)を使用せず、直接手で持って縫う作業が多いためです。

私が経験した限りでは、ヨーロッパ式の目打ちは手縫いでレーシングポニーを使わないと綺麗な仕上がりになりにくいなと感じました。

私だけかもしれませんが・・・。

この菱目打ちは、持ちやすさと優れた貫通力を兼ね備えています。

23枚重ねた革を縫う際には、菱ギリを使わずともこの菱目打ちだけで簡単に穴を開けることができます。

 

 

 

 

FLINTウッドスリッカー

私はこれまでに7〜8本のコバ磨き用スリッカーを使用してきました。

これらのスリッカーは大きな性能差はないものの、私個人としては、光沢の強いスリッカーはやや磨きにくいと感じています。

サラサラとした質感のウッドスリッカーが適度な摩擦を生み、コバの磨き作業を容易にしてくれます。

革との相性もあると思うので、個人の好みや作業スタイルに合ったスリッカーを見つけたいですね。

私はこちらのFLINTウッドスリッカーを愛用しています。

 

 

 

今回のツールを使用した1分動画↓

www.youtube.com

 

レザークラフトを始める方へ:おすすめツールセット

この記事では、レザークラフトを始める方に向けて、厳選したおすすめツールを簡潔にご紹介します。

レザークラフトとは、適切なツール選びから始まります。初心者が最初に選ぶ道具は、その後の作業に大きな影響を及ぼすため、慎重に選ぶことが重要です。

経験を積むことで、ツールの良し悪しがより明確になりますが、初心者の方にはその見極めが難しいかもしれません。

そこで、私が良いと判断したツールを皆さんにお伝えすることで、皆さんのレザークラフトのスタートを少しでもスムーズにできるようお手伝いできればと思います。

 

レザークラフト工具18点セット

まずは必要な工具をすばやく手に入れる方法をご紹介します。

初心者の方にとって、一つずつ工具を揃えるのは大変な作業です。

そこで、便利な工具セットの利用をおすすめします。

これにより、必要な道具を一度に揃えることができ、作業をすぐに始めることが可能になります。

さらに、これらの工具セットには、工具の使い方やレザークラフトの技法を学ぶための教本も含まれています。

この教本を使うことで、初心者でも基本から応用まで効果的に学ぶことができます。

ただし、工具セットだけでは不足する場合もあります。

そのため、追加で必要となる工具類や革もまとめてこの記事でご紹介します。


 

 

 

 

カッターナイフ

レザークラフトを始めるには、工具セットに加えて、革をカットするための刃物も必要です。最初はシンプルなカッターナイフから始めても問題ありません。

実際、細かなパーツや曲線をカットする際にもカッターナイフは非常に役立ちます。

私自身も、その手軽さと小回りの良さからよく使用しています。

レザークラフトをさらに本格的に楽しむ予定の方は、革包丁の使用に挑戦してみるのも一つの選択肢です。

革包丁は、より専門的な作業に適しており、厚い革のカットや革を薄くスライスする漉き(すき)加工ができます。

初心者の方は、最初はカッターナイフを使い、慣れてきた段階で革包丁へと移行することをおすすめします。


 

 

 

 

ヤスリ

革の断面(コバ)を整える際に欠かせないアイテムです。

この工程は、作品の仕上がりに大きく影響を与えるため、丁寧に行うことが重要です。

作業を始めるには、まず荒目のヤスリを使用して革の断面を大まかに整えます。

NTドレッサーや同様のヤスリがこの目的に適しています。

その後、100均などで入手できる紙やすり(400番手等)を使って、さらに滑らかに仕上げていきます。

加えて、エッジ部分を取り除くヘリ落としや、毛羽立ちを抑えるトコ剤なども、上記の工具セットに含まれています。

ヘリ落としはエッジの余分な部分を取り除き、トコ剤はコバ表面を滑らかにし、毛羽立ちを最小限に抑えます。


 

 

 

 

へラ付きへりみがき

多様な用途に対応する便利なツールです。

このツールは接着剤の圧着、穴を開ける予定の箇所に線を引く作業、コバの磨きなど、さまざまな作業に使えます。

その多機能性と併せて、一本あると大変便利でありながら、価格も手頃なためコストパフォーマンスも良いと言えます。

これ一本で、レザークラフトの基本的な作業をほとんどカバーできるため、初心者から上級者まで幅広くお勧めできるアイテムです。


 

 

 

カットレザー

レザークラフトにおいて最も基本的な材料です。

作品を作るためには、適切な革の選択が重要になります。

A4サイズの革であれば、簡単な小物を作るのに十分です。

特に、初めて作品を作る際には、革の厚みを選ぶことが大切です。

1.5mm〜1.6mmの厚みの革は、多くの小物作りに適しており、初心者にも扱いやすいためおすすめです。

この厚さの革は、柔軟性と耐久性のバランスが良く、様々な作品に使用することができます。

加えて、ポケットやマチなどの細部には、少し薄めの1.0mm厚の革を使用すると良いでしょう。

革の厚みを選ぶ際には、作りたいアイテムの用途や機能性によって、最適な材料を選ぶことが重要です。


 

 

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型紙

YouTube上には様々なレザークラフトチュートリアルチャンネルが存在し、一部の作品は無料で型紙をダウンロードして印刷することができます。

YouTubeを活用することで、さまざまなデザインのレザークラフトを手軽に始めることが可能です。

私のYouTubeチャンネルでも、一部の型紙を無料で公開しており、これを利用することで、自宅で簡単にレザークラフトを始めることができます。

一方で、型紙を印刷できない環境にある方のために、型紙が付属している教本も利用できます。

これらの教本は、レザークラフトの基本から応用まで幅広くカバーしており、本に付属している型紙を直接使用してプロジェクトに取り組むことができます。

このような教本を利用することで、印刷環境がなくてもレザークラフトを楽しむことができます。


 

 

 

まとめ

レザークラフトを始める際に必要な、最低限のツールをご紹介しました。

初心者の方がスムーズにレザークラフトを始められるよう、実際に役立つアイテムを選びました。

私自身も、過去に必要なかったツールを購入してしまった経験があります。

市販されているツールセットの中には、実際にはあまり役に立たないものも含まれています。

そうした後悔を避けるため、実用性の高い、信頼できるツールを選んで紹介させていただきました。

是非、楽しいレザークラフトを始めてみてください。

この記事がお役に立てば幸いです。

 

最後に、初心者の方が最初に作れそうな型紙付きの動画貼っておきます。

 

 

簡単なパスケースの動画(型紙付き

www.youtube.com

型紙

A4プリント 詳細設定の倍率を規定のサイズに変更して印刷してください。

How to get Made in Japan tools

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